2011/07/13

販促に使う印刷物4

販促に使う印刷物4回目は、DMを作る場合の注意点についてお話しします。
DMとチラシの違いって何でしょう。内容はチラシと同じでも”郵便料金を使って特定の人に届けるのがDM”と思っていませんか。
DMの特徴は「特定の人に届く」点ですが、内容がチラシと同じでは効果は出ません。DMを作るときはこの「特定の人」に向けた内容になっているかどうかが最も大切です。
例えばデザイン。キャッチコピーをはじめ、受け取った人が「私だけにお得な情報を送ってくれた」と感じる事が必要です。また、紙面はシンプルでないと読んでもらえないと思いがちですが、買ってほしい商品の他にも、お客様への耳寄り情報やお店の最近の出来事など、まるでその人個人に宛てた手紙のように、お店の思いを目一杯込めて、「不特定多数にばらまくチラシ」とは違った表現を心がけましょう(もちろん見やすいレイアウトにすることは大切です。)
また、DMを送る場合忘れがちなのが「締め切りの設定」です。後回しにして忘れられないように「今しかない」事を強調して、緊迫感を与えて購入を後押しします。
DMはリピート客や常連客を育てるために使うツールです。(1回のDM制作でかかった広告費は、1回目では回収できない場合もありますが)チラシで新規顧客を獲得する費用対効果に比べ、DMでリピーターとなってくれたお客様がその後2度3度とお店を利用してくれれば、費用対効果は回数を増すごとに高まってきます。特典や紙面デザインを変えながらDMの反応を見て1年くらい出し続けると効果が見えてきます。
もちろん特典にも魅力がないといけません。リピーターがその後どれくらい売上に貢献するかを把握して、できるだけ魅力的な特典を考えましょう。
他にも封書の場合なら、DMの開封率を上げるために「立体物」を同梱したり、外封筒のデザインに工夫を凝らすことも効果があります。
また、毎月の請求書にDMを同封することで、郵送料を抑えながら次の受注につなげることも出来ます。

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