2011/07/13

年賀状アレコレ

○年賀状の歴史
もともとはハガキが発売された明治6年に、「年頭の挨拶」を書き初めの様に「年明け」に書いて送るようになったのが始まり。その後明治32年(1899年)に一部の郵便局で、12月に出した年賀状が1月1日に配達される制度が始まります。
「お年玉くじ付き」ハガキが発行されたのは戦後の昭和24年(1949年)。「お年玉くじ」を付けて年賀状の普及を進めることで、戦後の混乱期にわからなくなっていた知人の安否確認にも繋がるとして、大阪の会社社長の考案で始まりました。この時の「お年玉付の年賀郵便葉書等の発売に関する法律(案)」が国立公文書館のWEBサイトで見ることが出来ます。
ちなみに最初の賞品は 特等:ミシン、1等:純毛洋服地、2等:学童用グローブ、3等:学童用コーモリ傘 だったそうです。
○年賀状のマナー
●年賀はがき投函後に喪中のはがきを受け取ったら?・・・松の内(1月7日)以降に「お悔み状」を出します。文面で「○○様のご逝去も存じませず年始のご挨拶を差し上げ誠に失礼致しました。心からご冥福をお祈り申し上げます」などと訃報を知らなかった旨を添えると良い。
●喪中に、年賀状が届いたら・・・1月7日を過ぎてから「寒中見舞い」を出します。年賀状のお礼と、喪中であったことを伝えます。
●年賀状は何日まで出せるか・・・松の内の1月7日までに出します。それ以降は、2月4日(立春)までに「寒中見舞い」として出します。
●出していない人から年賀状が届いたら・・・届いたらすぐに返礼を出します。年賀状が間に合わなければ、寒中見舞いを出しましょう。
●一家宛に連名で出すとき、「様」はどこに付ける?・・・ひとりずつ「様」をつけますが、人数が多い場合は、「○○様皆様」としても良い。
●賀詞は相手や関係によって使い分ける・・・「賀正」「迎春」など2文字の賀詞は簡略化した表現なので目上の人には使わないものとされています。相手を選ばずに使えるのは、「謹賀新年」「恭賀新年」「あけましておめでとうございます」「A Happy New Year!」などです。

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