2013/05/22

受け継がれる特技

昨夜のこと。夜の9時を過ぎて、長男の帰りが遅いなぁと思っていたら電話が。

長男「電車で寝てたら乗り過ごしてしもた。知らない駅で降りて歩いてたら、民家を見つけて電話借りてる」(←携帯は持たせていません)

「どこの駅で降りて、今どこや!?」

長男「ここどこか分からん。公衆電話も民家もないからずっと歩いてきた、、、」

「お家の人に代われ!」

親切な見知らぬ家の人「息子さん、小和清水って駅からずっと歩いてきたみたいやわぁ。おたくの住所分かるから息子さん送ってあげようか?」

「そんなことしてもらったら、申し訳ないです!今すぐ迎えに行きます、住所教えてくださいっ!」

いつもは安全運転の私ですが、この時ばかりは猛スピードでお迎えにむかいました。

その親切な方は、私が迷うといけないからと、わざわざ玄関先で長男と2人で待っていてくれました。長男は街灯のない美山の真っ暗な道を1、2キロ歩いたようです。夜中、突然の見ず知らずの訪問者に驚かれたと思いますが本当に助かりました。

何度もお礼を言ってから、クルマに乗せて家に帰る途中、「なんであの家に駆け込んだんや?手前にも家あったやろ?」って聞くと、「家の前に野良猫がいっぱいいて、きっとこの家の人、いい人なんだろうなと思った」と暢気な息子。

怒る気にもなれませんが、怒れない理由がありました。

自慢じゃないですが私、過去何度も車内で熟睡して乗り過ごしをしています(例:岡山で降りるはずの新幹線で広島まで、福井で降りるはずのバスで金沢まで等々)。最近はありませんが、帰れなくなって駅で一晩過ごしたことも何回か、、、

いつでもどこでも熟睡できる【特技】が災いの元です(だから駅で寝るのも平気)。

そんな血が息子にまで遺伝しているとは。これから何度も続くことが予想されます(^_^;)

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